当社の高速形状加工機(マシニングセンター)は、新日本工機製のRBシリーズを使用しております。
RBシリーズをメイン加工機として統一することで、自動運転のプログラム処理を一元化。作業の標準化を図ります。
金型業界では熟練工の存在に製品の品質が左右されることがありますが、当社では革新的な技術よりも安定した精度で製品提供ができるよう、同機を使用し、1年半から2年に1度のペースでメーカーによる機械精度の検査(メンテナンス)を実施しております。
汎用タイプの同機は対応幅が広く、深掘から微細加工まで、剛性を必要とする重切削にも対応が可能です。
5軸加工機はドイツでもトップクラスのハームレ社の5軸加工機を使用しております。
同機は、加工枠サイズがφ800まで、ワーク重量は1,000kgまでが加工可能なため、幅広い製品に対応ができます。
医療関連製品や航空機部品などの加工にも対応できる5軸高速加工機を使用することで、加工時間を短縮。セット替えをすることによる誤差も無くし、高い単品精度を維持します。
当社の5軸レーザー加工機では、板厚12mmまで切断が可能です。
小物部品の加工も簡易に製作できます。
また、自社でレーザー加工機を保有することで、急な試作依頼や設計変更にも迅速に対応可能です。
パネル測定は支給治具での手測から、非接触3D測定機を使用しての測定まで対応しております。
また、同機を使用して金型を測定し、加工後の精度確認に利用したり、お客様よりの依頼でデータの無い部品のリバース品の製作もCADとの連動で可能です。
3D成形シミュレーションを活用することで、実際のプレス工程で起きうる問題をCAD上で抽出。
事前にシミュレーションを重ねることで問題点を解決したうえで実際の金型製作に入ります。
これにより、従来の割れやしわ、スプリングバックなど、人的にカバーしていたことを想定して金型製作するため、試作コストが減少し、納期短縮、コストカットに繋げます。
当社では業界でも早期に同機を導入した実績があります。
コンピューター上で計算されることと、実際の製品とではやはり誤差が生じることもあります。
豊富な経験をデータとして蓄積することでノウハウ化し、お客様に最善の製品をご提供します。
自動車の軽量化にともない近年、ボデー部品に多く採用されている超高張力鋼板(ウルトラハイテン材)に対応する金型造りに大きく寄与すると考えます。
まだまだ普及率が低いサーボプレスですが、取引先様での導入が進めば、プレス条件のデジタル化によりデータ互換が可能になり、精度調整や移管トライの時間短縮に大きく貢献することになります。
更なる受注拡大の柱となるように活用しています。
浜松市浜名区新都田四丁目1番4号
053-428-4567